『夜の木』は、本当に重版するのですか? いつになったら手に入りますか? というお問い合わせをよくいただきます。
「重版はします、時期は、2019年の5月頃になると思います」とお返事していましたが、やはり、少し遅れます。これまでも、ずっとこういう、ゆったりとしたペースでやってきましたので、どうぞご容赦ください。
そして、今、南インド、チェンナイの郊外にある印刷・製本工房での製作が進んでいます。この調子でいくと、恐らく6月末、もしくは7月初旬には、日本での販売がスタートできるのではないかと思っています。
完成本が、チェンナイ港から船積みされて、シンガポールで積替えられて、さらに東京港に向かうということになります。その後、通関があり、実際に倉庫に届くのはいつになるのか、なかなか読みにくいのです。もうしばらくお待ちください。
こんどの表紙は、これまでとやや雰囲気が違う2色のしっとりした表紙です。でも、実は情熱的なのです。「永遠の美しい愛」。日本語版独自の表紙です。
身分の違いによって一緒になれなかった男女が、森の奥深くで身を潜めて暮らし、
その死後に2本の木として生まれ変わったという伝説がもとになっています。