ターラー・ブックスが注目されているかもしれない

今年あたり、ターラー・ブックス(タラブックス)が日本でブレイクしそうです。

タムラ堂では、ターラー・ブックスと表記していますが、

巷ではタラブックスと記されることも多いように思います。

そして、タムラ堂は、のんびり、細々とターラー・ブックスのハンドメイド絵本を

出版していましたが、さて、ここにきて、さまざまな動きが…。

 

まずは、つい最近、ターラー・ブックスについての本が玄光社から出版されました。

『タラブックス インドのちいさな出版社、まっすぐに本をつくる』という画期的な本です。

丁寧かつ綿密な取材をもとにタラブックスの秘密に迫る、大変興味深い本です。

ここには、これからの出版のありかたを考える上でのさまざまなヒントが、

そして、働くということ、豊かに暮らすことについての貴重なヒントが

ちりばめられているような気がします。

 

もう一つは、今年の年末から年始にかけて、板橋区立美術館にてターラー・ブックスを

とりあげたユニークは展覧会「世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦」が

企画されています。(2017.11.25~2018.1.8)

さまざまな原画や資料などが展示されるとのことですので、今から楽しみです。