名画座の愉しみ―ゴダール2本

以前ほど頻繁に映画館に足を運ぶことはなくなりましたが、やはり映画は映画館で観たいものです。

シネコンの大画面、大音響も悪くはありませんが、いわゆる名画座がふさわしい映画というものもあります。

先日、早稲田松竹でゴダールの初期の作品2本を観てきました。

「はなればなれに」と「女は女である」。何度も観ているのに、観るたびにヌーベル・バーグの映像のみずみずしさに、そしてアンナ・カリーナの可憐さに心を奪われます。可憐さに潜むしたたかさに。