12月初旬の京都

せっかく京都まで来たのだから観光もしようと思い立ち、少し歩き回りました。

12月だというのに、修学旅行と思しき中学生の団体やら、中国人らしき観光客で、どこに行っても賑わっていました。

 

京都に来るとつい立ち寄ってしまうところが何か所かあります。今回は、少し足を延ばして大山崎山荘を訪ねました。そこで開催されていたルーシー・リーとハンス・コパーの作品展を堪能しました。

さすがにここまでやって来る観光客は少なく、ゆったりと気持ちの良い時間を過ごすことができました。

 

そして市内では、東福寺へ。ここの「通天橋」から眺める紅葉は

この世のものとは思えないほどの見事さですが、

さすがに見ごろは少しばかり過ぎていました。

でも、東福寺へ来たのは、紅葉目的ではなく、「八相の庭」でした。

作庭家、重森三玲による「永遠のモダン」といわれる庭園は、

心に響くものがあります。特に、北庭のウマスギゴケと敷石と市松模様は

いつ見てもどきどきするほど新鮮です。

そして、ここもあまり混雑はなく、静まり返っていました。

 

ここまで書いて、なんだかデジャヴ感。

昨年も同じようなことを書いていました。好きなものは好き、ということでしょうか。