怒涛の日々も一息

『夜の木』4刷の作業でスタートした2015年。特に、本がインドから東京港に到着してからの2か月間は、まさに怒涛の日々でした。

 

本がハンドメイドであれば、出荷作業も手作業です。届いたダンボール箱から本を取り出し、「夜の木通信3」などを挟み込み、透明の袋に入れて、バーコードシールを貼り、またダンボールに詰めるという一連の作業も、4刷目ともなると慣れたもの、と言いたいところですが、今回は2,000部ということもあり、なかなかの作業量でした。

さらに、ご注文先への梱包、発送など、さまざまな業務が続きました。

 

その間に、京都・恵文社一乗寺店での「夜の木」展、吉祥寺OUTBOUNDでの展示会もあり、

気が付いたら3月も終わり、なんと4月になっていました。そして『夜の木』(4刷)の在庫も

残り僅かです。

 

ここで、やっと一息つくことでができて、井の頭公園にお花見に行く余裕も出ました。

今年は一気に満開になったということもあり、公園は平日だというのに

花見客でにぎわっていました。

あまりにも見事に咲き誇っている桜とその下で盛り上がっている宴会に、ややうんざり。

むしろ、井の頭の池のほとりにひっそりと気高く佇むしだれ柳に心を奪われました。

まさに『夜の木』4刷の表紙を思わせる淡いグリーンでした。

 

さて、これからは、今年の秋に出版予定の『世界のはじまり』の校正作業です。

ゴンド民族の創世神話がもとになっている壮大で美しい世界が描かれた大判の絵本です。

これもインドで製作されるハンドメイド絵本です。

 

そして、これから農作業が忙しくなる季節でもあります。ふうー。