ずっと観たいと思っていたジャック・タチの映画「プレイタイム」をやっと観ることができました。
タチが自ら集大成として企画・監督した大作です。1967年の作品です。
面白い、というか、圧倒されました。
はっきりしたストーリーはありません。ガラス張りの近未来的な街で人々が巻き起こす騒動が繰り広げらます。この映画(特に後半のめちゃくちゃな騒ぎ)を見ていて、「地下鉄のザジ」という映画を思い出しました。
この「プレイタイム」は、タチが膨大な時間と製作費をかけて挑んだ野心作でしたが、興行的には大失敗で、
タチは破産に追い込まれたそうです。
それにしても、すごい映画です!。
観終わったあと、近くの席の若い女性が「かわいい映画だねえ!」
と言っていました。「うーむ」
ジャック・タチ映画祭、素晴らしい企画です。
(写真 ©Les Films de Mon Oncle - Specta)
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