パリ、ボローニャ紀行(2)

パリでは、アパート形式のホテルに滞在しました。

キッチン付なので、部屋でお茶を飲んだり、簡単な調理や食事ができるのが魅力です。

毎朝、近所のパン屋さんへ朝食用のパンを買いにいったり、マルシェ(市場)で野菜や果物やお総菜などを買い込んで、部屋で食事をすることもしばしばでした。(写真は、マルシェのパン屋さん)

 

パン屋さんめぐりも楽しみの一つで、今回も、デュ・パン・エ・デ・ジデに足をはこび、看板商品のパン・デ・ザミなど買い込みました。このパンのことは、以前ブログにて触れました(こちら)。このパン屋さんはなかなかの人気で、

お店の外まで行列ができていたのには驚きました。

 

もう一軒は、ブレ・シュクレというお店。ここのクロワッサンは、まさに絶品でした。

最近は日本でもパンブームで、パリのパン屋さんを巡るツアーなんかもあるそうです。

パンを買いまくるのでしょうか? でも、そのパンをどうするのかな、

どこかで食べるのかななどと余計な心配をしてしまいます。

それにしても、パリで食べるパンは、どうしてこんなに美味しいのでしょう。

街角のどこのパン屋さんでも美味しいのです。

 

もちろん、たまには外食もしました。

今回のハイライトは、ミシュラン2つ星のレストラン、

「パッサージュ53」です。このレストランのシェフは日本人で、

あれよあれよという間に2つ星を獲得したといことです。

予約をとるのが大変とのことでしたが、実は、ちょっとした縁があり、

便宜を図ってもらうことができました。

旬の素材を生かしつつ、それぞれの料理に工夫凝らす手腕はさすがで、

なるほど評判のレストランだけのことはあると納得しました。

この繊細さは、やはり日本人シェフならではの技でしょう。

午後8時にお店に入り、気が付いたら11時を過ぎていました。

贅沢なディナーでしたが、たまにはいいかな、と自らに言い聞かせ、

深夜のメトロでホテルに帰りました。