須田さんの花器

　先日、吉祥寺のOUTBOUNDで須田二郎さんの展示会がありました。
　今回は、今までのような器（ボウルや鉢など）だけでなく、ちょっと不思議な花器が展示されていました。

　OUTBOUNDの小林さんからの「アート的な作品を」というリクエストに応えようとしたそうです。ご本人は「ボクは職人だから、これがアート的かどうかよくわからないんですけど」と謙遜されていました。

　でも、穴のあいた花器、十分にアートでした。木が本来持っている荒々しい力が、洗練された作品から立ち上ってくるところが魅力的でした。

　そのなかで、一目ぼれした作品をひとつ手に入れることができました。

　毎日ながめています。