偶然手にしてた天然生活の9月号は「本棚は親友」という特集でした。
いろいろな人が自分の本棚を紹介しています。
企画としては、面白いのですが、自分の本棚を人に見られるのはちょっと困るとは思わないのかなあ、などとつい思ってしまいます。
人に見られてもかまわないように整えてから取材に応じているのにちがいない。いや、それはちょっと考えすぎかな。あまりにも雑然として、まるで我が心の中をそのままさらけ出しているような、自分の本棚を眺めながら、そんなことを感じてしまいました。
それは、ともかくとして、そこに紹介されていたキノ・イグルーの有坂塁さんの本棚の写真を見て、「おっ!」と思いました。
なんと『夜の木』(初版のもの)が面出しで置いてあるではありませんか。これについて何のコメントもありませんでしたが、うれしいものです。こんな風にさりげなく置いてあるのが、いいですね。気がつく人だけが、気がつく…。
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