伊豆高原アートフェスティバルに行ってきました。
毎年5月いっぱい開催されるこのアートフェスティバルは実に驚くべき催し物です。
伊豆高原に点在するお店やカフェや別荘や普通の住宅が、この時期になると、突然アートギャラリーと化します。文化祭のようなノリでもありますが、その実態たるや、プロのアーティストの作品からアマチュア作家の作品まで、実にバラエティーに富んでいて、作品の質は高く、見ごたえのあるものばかりです。
画家の谷川晃一さんが中心になって呼び掛けてスタートしたわけですが、今年で21回目。年々、出展者が増えて、今年は99の会場で展示されています。内容もどんどん充実しています。
このアートフェスティバルに来る楽しみは、何といっても新しい出会いと再会です。
作品と出合い、作家と出会い、また、昨年お会いした方たちと再会する、
そして、緑あふれる自然の中で大きく深呼吸し、海とも出会います。
なかなかゆっくり滞在することができず、いつも残念な思いをします。
今年も、やはり時間が足りませんでした。それでも、充実した時間を
過ごすことができました。
まずは「ギャラリー青樹」で高須賀優さんのブリキ画展を面白がり、
つぎに「ビストロくさむら」でお昼ご飯を食べながら
田島征三さんの流木を使った野外作品を楽しみ、谷川晃一さんの「南庭画工房」へ。
それから「布の樹」で山中さんのキルトにうっとりし、
「壺中天の本と珈琲」でおいしいコーヒーを飲んですっかりくつろぎました。
そのあと、「ヒロ画廊伊豆高原」で本郷仁さんのガラス作品(右上写真)に圧倒されて、
時間切れとなってしまいました。
でも、無理を言って「かみんじょう絹の家」でフランス人女性ジョエルさんの
友禅染の作品を見せてもらいました。ジョエルさんとは久しぶりの再会でした。
東京から足をのばして伊豆高原まで行き、すっかりいい気分になりました。
本当は温泉に入ってのんびり一泊したかったところですが。
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