マハバーリプラム(インド)

次に向かったのは、ベンガル湾沿いの町、マハバーリプラムです。この町は、のんびりしたビーチリゾートですが、見逃せないヒンドゥー遺跡がいくつもあることで知られています。

 

8世紀初頭に造られた海岸寺院、岩山に彫られた巨大なレリーフ「アルジュナの苦行」、そして7世紀半ばのファイブ・ラタと呼ばれる石造りの寺院などを見て回りました。ファイブ・ラタは、5つの異なったスタイルの寺院と動物が一つの大きな岩から彫り出されたそうで、まるで巨大な彫刻作品のようでもありました。

 

長い年月にわたり潮風や風雨にさらされて、部分的に崩れたり、表面が削られたりしていますが、なんとも言えない風格があり、それぞれがとても美しいと感じました。

 

もうひとつ不思議なものがありました。

「クリシュナのバターボール」と呼ばれるものです。

巨大な岩が斜面の途中で止まっているのです。観光客が面白がって写真を撮っていました。

 

夜は、海岸寺院の近くの広場で開催中のダンスフェスティバルを見に行きました。

入場は無料でした。ちょっと盆踊り大会みたいな雰囲気でしたが、

ダンスは、インドの古典的な舞踊もあり、やや現代風にアレンジしたものもあり、

なかなか面白かったです。(写真)

海からの風に吹かれながら楽しみました。