料理研究家の辰巳芳子さんが、「風仕事」ということをおっしゃっていました。
「風仕事」か、いいなあ。なんだか「ナウシカ」みたいですね。
辰巳さんの「風仕事」とは、さまざまな干物はもとより、
なによりもダイナミックで迫力のあるのが生ハムを作る作業のことなのです。
タムラ農園の「風仕事」と言えば、もっとささやかな、のんびりしたもの、 そうです、干し柿作りです。
今年も柿の実がだんだん大きくなってきました。
渋柿といえども、熟してくると鳥に食べられてしまいますので、
その前に収穫する必要があります。
干し柿にする作業は、単純作業ですが、楽しいものです。
包丁でくるくると皮をむき、ベランダにひもでつるします。
まるで柿ののれんのようで、眺めているだけでいい気持になります。
コメントをお書きください