今年の夏は、OUTBOUNDでのイベントなどがあり、
ほとんど休みなしでしたので、9月に入ってから
休養と次のプロジェクトの準備を兼ねて
フランスに行ってきました。
まずは、ハンガリーの絵本作家マレーク・ベロニカさんと
建築家のご主人のフェレンさんと一緒にアルザス地方を旅してきました。
ベロニカさんは「ラチとらいおん」という絵本で親しまれいる人気絵本作家で、ハンガリーでは有名人ですが、とても気さくな方です。
コルマールという美しい町で落ち合って、そこを拠点に、フェレンさんの 運転する車で、近郊の村や町をのんびりと訪ねて、ゆったりした時間を過ごしました。
最近、タムラ堂としては、パン職人やパティシエの方たちと
親交を深めていることもあり、とくにお菓子関係者の聖地とも
いわれているアルザス地方を訪ねることにしたわけです。
その聖地のなかでも、ひときわ有名なのが、クリスティーヌ・フェルベールさんの
お店、メゾン・フェルベールです。 (右上の写真)
<ジャムの妖精>と呼ばれるフェルベールさんのお店は
ニーデルモルシュビルという小さな村にあります。
さまざまな季節のフルーツを使った 手作りのジャム(コンフィチュール)は
絶品ですが、 生姜味のきいたクッキーもさくさくしておいしかったです。
カフェが一軒もないような小さな村にこんな素敵なお店があり、
あちこちからここを目指して人がやってくるというのは、
すごいことだなあと感心しました。
日本からやってきた人たちにも会いました!
このお店は、ジャムやクッキーやケーキ、パンなどだけでなく
さまざまな生活雑貨なども売っていて、あれこれ見ていると
あっという間に時間が経ってしまいます。
福生プロジェクトの参考になるかもしれない、と思いました。
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