月夜の森で
アントワーヌ・ギヨペ 作
青木恵都 訳
30cm×33cm/上製/36ページ
定価 3,630円(本体3,300円+税)
ISBN978-4-9906287-4-1 C0771
これは、インド発のハンドメイド絵本ではなく、
今度は、フランス発の「切り絵」絵本です。
モノクロの大型絵本『月夜の森で』は、そのページを開いたとたんに、
あまりに見事な、そして美しい場面に思わず息を飲むほどです。
いわゆる仕掛け絵本という範疇を超えた、驚くべき作品です。
満月の夜、森の奥で、オオカミが目を開ける。
草むらのなかでキツネがびくっとする。
おや、何かが聞こえる。
森の動物たちが次々と目をさます。
月夜の森で一体何か…。
月の光と夜の闇。月夜の森の神秘的な、謎に満ちた世界。
モノクロで描かれた森の動物たちの生き生きした姿。
それらが、レーザーカットにより精緻をきわめた「切り絵」で表現されています。
信じられないほど繊細で、うっとりするほど美しい。
こんな絵本もあったのだ。